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2026年共通テストの日程はいつ?出願から試験日のカウントダウンまで解説

2026年共通テスト日程の公式情報
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2026年の大学入学を目指すすべての受験生にとって、大学入試の基盤となる大学入学共通テストの日程は、年間を通じた学習計画を定める上で最も重要な情報です。

国公立大学入試の第一次試験としての役割はもちろん、現在では非常に多くの私立大学でもその成績が利用されるため、試験の動向から決して目が離せません。

この記事では、公式に発表された2026年の共通テスト日程を基軸に、新課程に対応した詳細な共通テストの時間割、全面的に電子化される出願スケジュール、さらには参考情報として2027年や2028年の共通テスト日程の展望まで、受験生が今知っておくべき情報を深く解説します。

試験本番までのカウントダウンを具体的に意識し、万全の態勢で準備を進めていきましょう。

本試験は2026年1月17日(土)・18日(日)に実施

2026年度入試よりWeb出願へ完全移行

出願期間は2025年9月16日から10月3日まで

<記事のポイント>
・本試験は2026年1月17日(土)・18日(日)に実施
・2026年度入試よりWeb出願へ完全移行
・出願期間は2025年9月16日から10月3日まで
・新学習指導要領に対応した2年目の重要な試験

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2026年共通テスト日程の公式情報

2026年共通テスト日程の公式情報
  • 試験本番までの日程とカウントダウン
  • 大学入学への第一歩となる試験
  • 重要な大学入試のスケジュール
  • 国立大学入試で必須のテスト
  • 詳細な共通テスト 時間割を確認

試験本番までの日程とカウントダウン

2026年度(令和8年度)大学入学共通テストの試験日は、2026年1月17日(土)と18日(日)の2日間にわたって実施されることが公式に決定しています。

これは受験生にとって年間の学習計画における最大の目標日となります。また、病気や交通機関の遅延といった、やむを得ない事情で本試験を受験できなかった受験生のために、追試験がその翌週の1月24日(土)と25日(日)に設けられています。

試験日をゴールとして設定するのはもちろんですが、そこに至るまでのプロセスを正確に理解しておくことが、戦略的な受験対策には不可欠です。

特に2026年度からは出願方法が大きく変わるため、以下の主要なスケジュールをしっかりと頭に入れ、今から何をすべきか、具体的なカウントダウンを始めましょう。

項目期間・日付受験生がすべきこと(例)
受験案内公表2025年6月中旬予定内容を熟読し、受験科目やルールを完全に把握する。
マイページ作成期間2025年7月1日(火)~10月3日(金)夏休み期間中など、早めにアカウントを登録し準備を整える。
出願期間(Web出願)2025年9月16日(火)~10月3日(金)必要情報を正確に入力し、締切間際を避けて手続きを完了させる。
受験票の取得2025年12月中旬までに発行予定マイページからPDFをダウンロード・印刷し、記載内容に誤りがないか確認する。
本試験2026年1月17日(土)・18日(日)体調を万全に整え、忘れ物がないか前日に最終チェックして試験に臨む。
得点調整の有無発表2026年1月23日(金)予定自己採点後、この発表を待って最終的な出願校決定の参考にする。
追試験2026年1月24日(土)・25日(日)対象となった場合、気持ちを切り替えて準備する。
平均点最終発表2026年2月5日(木)予定全体の傾向を把握し、次年度以降の参考に。

補足情報
スケジュールは変更される可能性もゼロではありません。学習の合間に、定期的に大学入試センターのサイトをチェックする習慣をつけておくことを推奨します。
(参照:独立行政法人大学入試センター)

大学入学への第一歩となる試験

大学入学共通テストは、かつての大学入試センター試験から発展し、単なる知識の量だけでなく、思考力・判断力・表現力といった、これからの社会で求められる能力を多角的に評価することを目指した全国一斉の試験です。

その最も重要な役割は、国公立大学の一般選抜における第一次試験です。志願者はまずこの共通テストを受験し、その成績に基づいて各大学の個別学力検査(二次試験)への出願を判断します。

一方で、私立大学においてもその価値は年々高まっています。共通テストの成績のみで合否が決まる「共通テスト利用入試」や、大学独自の試験と共通テストの成績を組み合わせて総合的に評価する「併用型」の入試方式が、今や多くの大学で採用されています。

このように、共通テストはほとんどの大学受験生にとって、自身の学力を全国的な尺度で測り、志望校合格への扉を開くための最初の、そして極めて重要なステップとなるのです。

共通テストの二つの大きな役割

1. 国公立大学への登竜門
一般選抜の第一次試験として、ほぼ全ての大学・学部で受験が必須です。ここでの得点が、二次試験への出願資格や最終的な合否に直結します。

2. 私立大学受験の戦略的選択肢
「共通テスト利用入試」を活用することで、個別試験を受けに遠方の大学へ行かずとも、複数の大学・学部に出願することが可能です。これにより受験のチャンスを効率的に広げられますが、人気が集中しやすいため、高得点が求められる傾向にあります。

重要な大学入試のスケジュール

重要な大学入試のスケジュール

共通テストは、長く厳しい大学入試シーズンの号砲です。このテストが終わると、受験生は自己採点の結果を手に、すぐさま最終的な出願戦略の策定という、非常に重要なタスクに直面します。

年明けから3月末まで、息つく暇もなく続く一連のプロセスを乗り切るためには、広い視野でスケジュール全体を把握しておくことが不可欠です。

一般的な大学入試のスケジュールと、その時々の心理的な動きを以下に示します。

大学入試全体のタイムライン

1月中旬:大学入学共通テストと自己採点
2日間の試験終了後、予備校などが発表する解答速報を元に自己採点を行います。この点数が、以降の全ての判断の基礎となるため、冷静かつ正確に行う必要があります。

1月下旬~2月上旬:出願校の最終決定と私立大学入試
共通テストの結果と、学校や予備校のデータ(ボーダーラインなど)を照らし合わせ、国公立大学の出願校を最終決定します。同時に、多くの私立大学で一般選抜が始まり、受験シーズンが本格化します。

2月下旬:国公立大学 前期日程試験
国公立大学入試の天王山です。多くの大学では2月25日から、大学独自の特色ある問題が出題される二次試験が開始されます。共通テストで思うような結果が出せなかった受験生にとっては、逆転をかけた大勝負となります。

3月上旬:合格発表のピーク
私立大学や国公立大学前期日程の合格発表が続々と行われます。この時期に、多くの受験生の進学先が決定し、喜びの声が聞かれます。

3月中旬:国公立大学 後期日程試験と入学手続き
前期日程で不合格だった場合や、後期日程で募集がある大学に再挑戦する最後のチャンスです。同時に、合格した大学への入学手続きの締切も迫り、正確な事務処理が求められます。

この時期は、学力だけでなく精神力や情報処理能力も試されます。保護者の方ともよく相談し、一人で抱え込まず、チームで受験を乗り切るという意識が大切です。

国立大学入試で必須のテスト

前述の通り、国立大学の一般選抜を志望する受験生にとって、共通テストは避けて通れない関門です。

国立大学の入試は、共通テストの成績(第1次試験)と、各大学が独自に実施する論述式や総合問題などの個別学力検査(第2次試験)の成績を、大学が定めた配分で合計し、その総合点で合否が判定されるのが一般的です。

多くの国立大学では、募集人員を「前期日程」「後期日程」(一部の公立大学では「中期日程」も)に分けて選抜を行う「分離分割方式」が採用されています。

これは受験機会を複数確保するための仕組みですが、前期日程で合格して入学手続きを完了させると、たとえ中期・後期日程で受験して合格しても、そちらへの入学資格は得られないという重要なルールがあります。

最も注意すべき「科目不足」

受験戦略を考える上で最も致命的なミスが、志望大学・学部が指定する共通テストの教科・科目を一つでも受験し忘れる「科目不足」です。

これにより、二次試験でどれだけ高得点を取る自信があっても、出願資格そのものを失ってしまいます。

特に、理科(「基礎科目2科目」か「専門科目2科目」かなど)や、地理歴史・公民(特定の科目の組み合わせが不可など)の選択パターンは非常に複雑です。

出願前ではなく、高校2年生のうちから志望校の募集要項を熟読し、受験すべき科目を正確に把握しておく必要があります。

詳細な共通テスト 時間割を確認

2026年度の共通テストの時間割は、2025年度の新課程対応の時間割が基本的に踏襲される見込みです。

旧課程までと比較して、思考力を問う問題の増加に伴い「国語」が90分、「数学②」が70分へと試験時間が延長され、新たに教科として「情報Ⅰ」が60分で実施される点が大きな特徴となっています。

2日間にわたる長丁場の試験を最高のパフォーマンスで乗り切るには、各教科の時間配分戦略はもちろん、休憩時間の使い方や集中力・体力の維持も極めて重要になります。以下の時間割を頭に叩き込み、日頃の学習から本番を想定したシミュレーションを繰り返しましょう。

試験日教科科目試験時間
第1日1月17日(土)地理歴史・公民『地理総合,地理探究』『歴史総合,日本史探究』など9:30~11:40 (2科目)
10:40~11:40 (1科目)
国語『国語』13:00~14:30 (90分)
外国語『英語』リーディング
『英語』リスニング
15:20~16:40 (80分)
17:20~18:20 (60分)
第2日1月18日(日)理科『物理基礎/化学基礎...』『物理』など9:30~11:40 (2科目)
10:40~11:40 (1科目)
数学①『数学I,数学A』『数学I』13:00~14:10 (70分)
数学②『数学II,数学B,数学C』15:00~16:10 (70分)
情報『情報I』17:00~18:00 (60分)

2026年共通テストの日程に向けた準備

2026年共通テストの日程に向けた準備
  • 2026年度からのWeb出願
  • 参考:2027年の共通テストの日程
  • 参考:2028年の共通テストの日程
  • まとめ:2026年共通テスト日程について

2026年度からのWeb出願

2026年度の共通テストにおける最大の変更点として、出願手続きが全面的に電子化され、インターネットを利用したWeb出願に完全移行します。

これにより、従来の冊子の願書を取り寄せ、証明写真を貼り付けて郵送するという手間がなくなりますが、一方でインターネット環境や基本的なITリテラシーが必須となります。

Web出願の具体的な流れ

ステップ1:マイページの作成(2025年7月1日~10月3日)
大学入試センターのウェブサイト上に開設される「共通テスト出願サイト」にアクセスし、メールアドレスなどを登録して自身のアカウントを作成します。このマイページが、今後のすべての手続きの基点となります。

ステップ2:出願内容の登録(2025年9月16日~10月3日)
マイページにログインし、氏名・住所・連絡先といった基本情報、受験する教科、成績通知の希望の有無、検定料の支払方法などを画面の指示に従って入力します。顔写真もデータでアップロードするため、事前に規定に合ったものを用意しておく必要があります。

ステップ3:検定料の支払い
クレジットカード、コンビニエンスストア、Pay-easy(ペイジー)のいずれかを選択し、期間内に支払いを完了させます。支払いが確認されない場合、出願は受理されないため注意が必要です。

ステップ4:受験票の取得(2025年12月中旬~)
出願が受理されると、12月中旬頃にマイページ上で受験票(PDF形式)が発行されます。これを各自でA4サイズの白色の用紙に印刷し、試験当日に必ず持参します。

Web出願の注意点
・締切間際はアクセスが集中し、サーバーが重くなる可能性があります。余裕を持った手続きを心がけましょう。
・登録するメールアドレスは、必ず日常的に確認できるものを使用し、大学入試センターからのメール(@dnc.ac.jp)を受信できるように設定しておきましょう。
・顔写真のデータは、背景やサイズなどの規定をよく確認して準備してください。

参考:2027年の共通テストの日程

2027年度(令和9年度)に実施される大学入学共通テストの日程も、既に文部科学省から公式に発表されています。

現在高校1年生の方や、次年度以降の受験を視野に入れている方は、今のうちから日程を把握しておくことで、長期的な学習計画が立てやすくなります。

2027年度 共通テスト実施日

本試験:2027年(令和9年)1月16日(土)、17日(日)

この日程は、例年のスケジュール通り、1月の第3土曜日および日曜日に設定されています。このように、共通テストの日程はかなり早い段階で決定・公表されるのが通例です。

これは、全国の高校や予備校が年間の教育・指導計画を策定したり、受験生自身が長期的なスパンで受験を意識したりできるようにするためです。

現在高校2年生の方は、この2027年の試験がまさに本番となります。高校生活も折り返しを過ぎ、本格的な受験勉強へとシフトしていく上で、この日付は常に意識すべき目標となるでしょう。

参考:2028年の共通テストの日程

参考:2028年の共通テストの日程

2028年度(令和10年度)に実施される大学入学共通テストの具体的な日程は、現時点ではまだ公式に発表されていません。

通常、試験日の約2年半前に文部科学省から実施大綱が通知され、正式に日程が確定します。

しかし、これまでの長年の慣例から、日程は高い精度で予測することが可能です。共通テストは、特別な事情がない限り、原則として毎年1月の第3土曜日および日曜日に実施されることが定着しています。この規則性を2028年に当てはめると、日程は以下のようになると考えられます。

2028年度 共通テスト日程(予測)

本試験(予測):2028年(令和10年)1月15日(土)、16日(日)

※これはあくまで過去の傾向に基づいた予測であり、公式な決定ではありません。正式な発表は、大学入試センターや文部科学省のウェブサイトで行われます。

共通テストの日程は、このように非常に規則的です。現在の中学生や高校1年生の方も、「自分の受験は1月の第3土日なんだな」とイメージしておくだけで、漠然としていた大学受験が少し具体的になりますよね。最新情報に注意しつつ、日々の学習に励んでいきましょう。

まとめ:2026年共通テスト日程について

  • 2026年共通テストの本試験日は1月17日(土)と18日(日)
  • やむを得ない事情がある場合の追試験は1月24日(土)と25日(日)
  • 2026年度入試から出願方法がWeb出願に完全移行する
  • 出願サイトのマイページ作成は2025年7月1日から開始
  • Webでの出願期間は2025年9月16日から10月3日まで
  • 受験票は紙での郵送ではなくWebで発行される
  • 受験生自身がマイページから受験票を印刷する必要がある
  • 新学習指導要領に対応した2年目の試験となる
  • 試験時間も新課程に対応し国語は90分、数学②は70分
  • 新教科として「情報Ⅰ」が60分で実施される
  • 国立大学の一般選抜では第一次試験として原則受験が必須
  • 多くの私立大学でも共通テスト利用入試の選択肢がある
  • 自己採点の結果が国公立二次や私大の最終的な出願校を決定する鍵となる
  • 共通テスト後のタイトな入試スケジュールを事前に把握しておくことが重要
  • 2027年の共通テスト日程は1月16日(土)と17日(日)に実施が確定している
  • 2028年の日程は未定だが1月15日・16日が有力と予測される
  • 志望大学が指定する受験科目は早い段階で必ず確認する
  • 特に理科と地歴公民の科目選択パターンは注意が必要
  • 全ての最新・正確な情報は大学入試センターの公式サイトで確認する

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