2026年という新たな年が近づくにつれ、多くの方が人生の新しい一歩を踏み出す計画を立て始めているのではないでしょうか。
おふたりにとって一生の記念となる結婚式や、新しい生活のスタートとなる入籍良い日を選ぶ際、最高の門出にしたいと願うのは自然なことです。
この記事では、「2026年の縁起の良い日はいつだろう?」とお探しの方のために、1月から12月までの各月の吉日をお届けします。暦の中でも特に注目したい最強開運日や、始めたことが万倍にもなるとされる一粒万倍日、そして注意すべき不成就日まで、その意味と合わせて深く掘り下げて解説します。
この記事が、あなたの特別な一日を見つけるための確かな道しるべとなれば幸いです。
<記事のポイント>
・2026年の特に縁起が良い最強開運日
・一粒万倍日や不成就日など暦の吉凶の意味
・月別の縁起の良い日カレンダー
・結婚式や入籍に適した日の選び方
2026年縁起の良い日を知るための基礎知識

- 最強開運日と一粒万倍日とは?
- 結婚式や入籍良い日で避けるべき不成就日
- 2026年で一番縁起の良い日はこの日!
最強開運日と一粒万倍日とは?
暦には日々、様々な意味が込められていますが、中でも特に強いエネルギーを持つとされるのが「天赦日(てんしゃにち)」と「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」です。
これらは単独でも強力な吉日ですが、2つが重なる日は「最強開運日」と呼ばれ、この上ない幸運な一日とされています。
天赦日:年に数回の最上の吉日
天赦日とは、「天が万物の罪を赦(ゆる)す日」という意味を持ち、日本の暦の上では最上の吉日です。この日は百神が天に昇り、すべての障害が取り除かれるとされているため、今まで躊躇していたことや新しい挑戦を始めるのに最適な日です。
年に5〜6回しか巡ってこない非常に貴重な日であるため、特別なイベントを計画する際にはぜひ候補に入れたい一日です。
一粒万倍日:小さな始まりが大きな成果へ
一粒万倍日は、「一粒の籾(もみ)が、やがて万倍の稲穂となって豊かに実る」という情景が由来の吉日です。この日に始めたことは、将来的に大きな成果や利益となって返ってくると言われています。
そのため、事業の開始や開店はもちろん、スキルアップのための勉強、銀行口座の開設、財布の新調など、未来への投資となる行動に適しています。
吉日が重なると開運パワーはさらに増大
天赦日や一粒万倍日は、大安や天恩日といった他の吉日と重なることで、その開運パワーがさらに増大すると考えられています。
特に天赦日と一粒万倍日が重なる日は、年に数回しかない非常にパワフルな一日です。2026年にもそうした特別な日が訪れるため、人生の大きな転機となるイベントを計画する方は、見逃さないようにしましょう。
結婚式や入籍良い日で避けるべき不成就日
輝かしい未来を願って日取りを選ぶ上で、吉日に注目するのと同等に、避けるべき凶日を把握しておくことが大切です。その代表格が「不成就日(ふじょうじゅび)」です。
この日は、その名の通り「何事も成就しない日」という意味合いを持ち、新しいことを始めるのには適さないとされています。月に3〜5回ほど巡ってくるため、意外と身近な凶日と言えるかもしれません。結婚式や入籍はもちろん、開店・開業、契約、子供の命名など、その後の発展を願う重要な行事は避けるのが賢明です。
悩ましいのは、この不成就日が他の吉日と重なるケースです。この場合、「吉日の良い効果が不成就日によって打ち消されてしまう」「運気が半減する」といった解釈が一般的です。たとえ大安であっても、不成就日と重なる日は、あえて選ばない方が無難でしょう。
日取りは家族への配慮も忘れずに
ご自身たちはあまり気にしないという場合でも、ご両親や親族の中には暦のお日柄を重んじる方もいらっしゃいます。特に結婚のような家と家が関わるお祝い事では、事前に相談し、皆が心から祝福できる日を選ぶことが、円満な関係を築く上でのポイントになります。
2026年で一番縁起の良い日はこの日!
2026年の中で、数ある吉日の中でも特に強い運気を持ち、「一番縁起の良い日」と呼ぶにふさわしい日がいくつか存在します。大きな決断や新しい門出には、これらの日を積極的に活用することをおすすめします。
その中でも、2026年で最も幸運な一日と言えるのが、3月5日(木)です。
この日は、暦の上で最上の吉日「天赦日」と、始めたことが万倍になる「一粒万倍日」、そして金運の象徴である「寅の日」に、六曜で最も吉とされる「大安」までが完璧に重なります。
これほど多くの吉日が集まるのは非常に稀で、まさに奇跡的な最強開運日と言えるでしょう。春の始まりという季節感も、新たなスタートを後押ししてくれます。
見逃せない!2026年の最強開運日トップ3
最も幸運な3月5日のほかにも、2026年には注目すべきパワフルな吉日が控えています。
順位 | 日付 | 曜日 | 重なる吉日 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
1位 | 3月5日 | 木 | 天赦日・一粒万倍日・寅の日・大安 | これ以上ない吉日が4つも重なる年内最強の日。 |
2位 | 5月18日 | 月 | 一粒万倍日・大安・大明日 | 気候の良い5月で、万事順調に進むとされる吉日。 |
3位 | 5月30日 | 土 | 一粒万倍日・大安・大明日 | 週末と重なるため、結婚式などのイベントに最適。 |
これらの日は、何かを始めるのに大きな後押しとなるはずです。ご自身の計画と照らし合わせて、ぜひ活用を検討してみてください。
2026年縁起の良い日を月別カレンダーで紹介

- 1月と2月の吉日
- 3月と4月の縁起の良い日
- 5月と6月のおすすめ開運日
- 7月と8月の吉日をチェック
- 9月と10月の縁起の良い日
- 11月と12月の吉日
1月と2月の吉日
新しい年の幕開けとなる1月、そして寒さの中にも春の兆しが見え始める2月。心機一転、新たな目標を立てるのにふさわしい時期の吉日を見ていきましょう。
1月の吉日
新年のお祝いムードが漂う1月は、7日(水)が「大安」と、金運や芸事を司る弁財天の縁日である「巳(み)の日」が重なる開運日です。習い事の開始や、金運アップを願う行動に適しています。
また、13日(火)も「大安」です。なお、元旦である1日(木)は「大安」と「一粒万倍日」が重なるものの、「不成就日」でもある点には注意が必要です。大きな決断は避けたほうが良いかもしれません。
2月のおすすめ日
2月は、11日(水・祝)が「大安」と、隅々まで太陽の光が照らす吉日「大明日(だいみょうにち)」が重なります。
21日(土)は「大安」と「寅の日」が重なるため、旅行の出発日や大きなお金の支出、財布の新調などに良いでしょう。
27日(金)も「大安」です。
また、24日(火)は60日に一度の特別な「己巳(つちのとみ)の日」で、金運祈願には最適です。
3月と4月の縁起の良い日
草木が芽吹き、生命力にあふれる春。新生活のスタートや結婚式にも人気のこの季節は、吉日も豊富です。
3月の吉日
前述の通り、3月はなんと言っても5日(木)が2026年で最も縁起の良い最強開運日です。
この日を最大限に活用したいところですが、もし都合が合わない場合でも、17日(火)が「一粒万倍日」「寅の日」「大安」という3つの吉日が集まる大変縁起の良い日なので、こちらもおすすめです。
4月のおすすめ日
4月は「大安」の日が多く、週末や平日にバランス良く点在しています。3日(金)、9日(木)、15日(水)、19日(日)が「大安」です。
特に25日(土)は「大安」であり、金運に非常に良いとされる「己巳の日」ですが、「不成就日」と重なっているため、この日に大きな契約などを結ぶのは慎重に判断したほうが良いでしょう。
5月と6月のおすすめ開運日
一年で最も過ごしやすい季節とも言える5月と、伝統的に花嫁の幸せを象徴するジューンブライドの6月。イベントごとの計画に最適な時期の吉日です。
5月は吉日が豊富
5月は年間を通じても特に吉日に恵まれた月です。4日(月・祝)には「天赦日」と「寅の日」が、20日(水)にも「天赦日」が訪れます。
さらに、18日(月)と30日(土)は「一粒万倍日」と「大安」、そして「大明日」までが重なる、まさに絶好の開運日です。30日は土曜日なので、結婚式の日取りとして人気が集中することが予想されます。
6月のおすすめ日
6月は、11日(木)、15日(月)、27日(土)が「大安」です。
また、21日(日)は「大安」と「寅の日」が重なる週末の吉日です。
金運を特に意識するなら、24日(水)がおすすめです。この日は「一粒万倍日」であり、60日に一度の「己巳の日」でもあるため、金運に関するアクションにはこの上ない日です。
7月と8月の吉日をチェック
夏休みや休暇を利用して、旅行や引っ越しなどを計画する方も多い7月と8月。アクティブに動く季節の吉日を見ていきましょう。
7月のおすすめ日
7月は、3日(金)が「大安」と「寅の日」、31日(金)が「大安」と「一粒万倍日」という、それぞれ特徴のある吉日です。
そして、19日(日)は「天赦日」「一粒万倍日」「大安」が揃う非常にパワフルな日ですが、「不成就日」も重なっているため、その影響をどう考えるか、個人の価値観が問われる日と言えそうです。
8月の吉日
8月は、6日(木)、17日(月)、29日(土)が「大安」です。
23日(日)は「大安」と金運に強い「己巳の日」が重なりますが、こちらも「不成就日」である点には注意が必要です。縁起を担ぎたい大きな買い物や契約は、別の日を検討するのも一つの手です。
9月と10月の縁起の良い日
厳しい暑さが和らぎ、物事に集中しやすくなる秋。スキルアップや事業計画を進めるのにも良い季節です。
9月のおすすめ日
9月は、10日(木)が「大安」です。それ以上に注目したいのは、14日(月)と26日(土)です。
この両日は「大安」と「一粒万倍日」が重なる大変縁起の良い日であり、何かを始めるのに力強い後押しを得られるでしょう。26日は土曜日なので、週末に予定を入れたい方には絶好のチャンスです。
10月の吉日
10月は、2日(金)と8日(木)が「大安」です。1日(木)は「天赦日」と「一粒万倍日」が重なりますが、六曜が「仏滅」であるため、お祝い事を避ける方もいるかもしれません。
また、19日(月)と31日(土)は「大安」と「寅の日」が重なりますが、19日は「不成就日」でもあるため、日取り選びには慎重な検討が求められます。
11月と12月の吉日
2026年も終盤に差し掛かる11月と12月。一年の集大成として、また来年への新たな一歩として、良い日を選びたいところです。
11月のおすすめ日
11月は、6日(金)、10日(火)、16日(月)が「大安」です。
そして何と言っても22日(日)は、「いい夫婦の日」と「大安」が重なる日曜日です。この日は入籍やプロポーズ、結婚式の記念日として絶大な人気を誇ることが確実視されます。この日にイベントを計画する方は、あらゆる予約を早めに済ませておくことを強く推奨します。
12月の吉日
12月は、4日(金)が「大安」です。15日(火)と27日(日)は「大安」と「一粒万倍日」が重なる開運日です。
そして、16日(水)は「天赦日」と「一粒万倍日」が重なる、年内最後の最強開運日の一つです。クリスマス前のこの日に、特別な計画を立ててみるのも素敵ではないでしょうか。
まとめ:2026年縁起の良い日の選び方
- 2026年で一番縁起の良い日は天赦日・一粒万倍日・寅の日・大安が重なる3月5日
- 天赦日は年に数回しかなく何事も赦される最上の吉日
- 一粒万倍日は小さな始まりが大きな成果に繋がる日
- 天赦日と一粒万倍日が重なる日は最強開運日と呼ばれる
- 結婚式や入籍などのお祝い事は不成就日を避けるのが一般的
- 凶日と吉日が重なった場合は効果が半減または打ち消されるとされる
- 5月は天赦日が2回もあり新しい挑戦に最適な月
- 11月22日のいい夫婦の日は大安の日曜日で入籍に最適
- 12月16日は天赦日と一粒万倍日が重なる年内最後の開運チャンス
- 寅の日は金運や旅行に良いとされるが婚礼には不向きという説もある
- 巳の日は金運や芸術、財運にご利益があるとされる
- 60日に一度の己巳の日は巳の日の中でも特に縁起が良い
- 吉日の意味を理解し自分の目的(金運・結婚・開業など)に合った日を選ぶことが重要
- 暦の上でのお日柄だけでなく自分たちや家族の記念日・都合を考慮することも大切
- 人気の吉日は結婚式場や各種サービスの予約が早く埋まる傾向にある
- 月ごとの吉凶カレンダーを参考にしつつ計画的に行動することが成功の鍵
- 自分たちが気にしなくても家族や親族が気にする場合があるため事前の相談が円満の秘訣
- 最終的にはお祝いする気持ちと前向きな姿勢が最も大切
- 2026年の縁起の良い日を味方につけて最高のスタートを切る
・2026年結婚式の良い日カレンダー!入籍日におすすめの日取り
・2026年最強開運日ランキング!縁起のいい日と過ごし方
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