「私の成人式っていつだろう？」「2026年の成人式は何年生まれが対象なの？」と疑問に思っていませんか。
成人年齢が18歳に引き下げられたことで、ご自身の成人式がいつ行われるのか、少し分かりにくくなっていますよね。多くの方が人生の大きな節目として楽しみにしている式典だからこそ、正確な情報を知って、余裕をもって準備を進めたいものです。
この記事では、2026年の成人式は何年生まれの人が対象になるのかという疑問にずばりお答えします。さらに、2027年や2028年の成人式が何年生まれになるか分かる年齢表や、そもそも成人式がいつ開催されるのかといった基本的な情報まで、詳しく解説していきます。
＜記事のポイント＞
・2026年成人式の対象となる生年月日
・成人年齢が18歳でも式典が20歳で行われる理由
・2027年以降の成人式対象者がわかる年齢早見表
・振袖の準備を始めるのに最適なタイミング
2026年の成人式は何年生まれ？対象年齢を解説
- 2026年の成人式はいつ開催される？
- なぜ成人式は20歳で行うのが主流なの？
- 18歳成人で変わること・変わらないこと
- 早見表で確認する成人式年齢表
- 2027年成人式は何年生まれが対象？
- 2028年成人式は何年生まれになる？
2026年の成人式はいつ開催される？
2026年（令和8年）の「成人の日」は1月12日（月・祝）です。
「成人の日」は、国民の祝日に関する法律で「1月の第2月曜日」と定められています。このため、多くの自治体では、この成人の日か、その前日の日曜日に成人式（または「二十歳のつどい」など）の式典を開催することが一般的です。
2026年 成人の日
2026年1月12日（月曜日・祝日）
ただし、全ての自治体がこの日に開催するわけではありません。特に豪雪地帯や、人の移動が多い地域では、帰省しやすいゴールデンウィークやお盆の時期に式典を行うケースもあります。
ご自身の自治体の正確な日程を知るためには、必ず住民票のある市区町村の公式サイトを確認するようにしましょう。例として、千葉県松戸市の情報を掲載します。
| 日程 | 令和8年（2026年）1月12日（月曜・祝日） |
|---|---|
| 会場 | 松戸市文化会館（森のホール21） |
| 対象者 | 平成17年4月2日から平成18年4月1日生まれの市民 |
（参照：松戸市公式サイト）
このように、公式サイトでは日程や対象者が明確に発表されています。例年、11月頃から詳細が公開され、12月上旬には対象者に案内状が発送されることが多いです。
なぜ成人式は20歳で行うのが主流なの？
2022年4月1日から、民法改正により成人年齢が20歳から18歳に引き下げられました。これに伴い、「成人式の対象も18歳になるの？」と混乱する方が多くいらっしゃいます。
しかし、現在でもほとんどの自治体では、これまで通り20歳になる年度の方を対象に式典を行っています。その理由は、主に以下の3つが挙げられます。
1. 進学や就職のタイミングと重なるため
18歳という年齢は、多くの方が高校3年生にあたり、大学受験や就職活動といった人生の重要な時期と重なります。この多忙な時期に成人式の準備や出席をするのは、本人にとって大きな負担となる可能性があります。落ち着いて式典に参加できるよう、20歳のタイミングが選ばれているのです。
2. 経済的な負担を軽減するため
前述の通り、18歳の時期は受験費用や新生活の準備などで、ご家庭の出費がかさむタイミングです。そこに振袖のレンタル・購入費用や着付け、前撮りなどの費用が加わるのは、経済的に大きな負担となります。少し余裕のできる20歳のほうが、本人も家族も安心して準備を進められるという側面があります。
18歳での開催は、受験や就職活動と重なり、参加が難しくなる方が増えることや、ご家庭の経済的負担が大きいことなどが懸念されています。
3. 飲酒や喫煙が20歳からのため
成人年齢は18歳になりましたが、飲酒や喫煙、公営ギャンブルなどは引き続き20歳からと法律で定められています。式典後の同窓会などで飲酒を伴うお祝いをすることも多いため、参加者全員が気兼ねなく楽しめるように、20歳での開催が主流となっています。
こうした理由から、式典の名称を「成人式」から「二十歳のつどい」や「二十歳を祝う会」などに変更して、20歳をお祝いする形をとっている自治体が多いんですよ。
18歳成人で変わること・変わらないこと
成人年齢が18歳になったことで、具体的に何ができるようになり、何が変わらないのか、混乱してしまう方もいるかもしれません。ここで改めて整理しておきましょう。
主なポイントは、親の同意がなくても「一人で契約ができるようになる」という点です。一方で、健康への影響やギャンブル依存症対策の観点から、一部のことは20歳にならないと許可されません。
18歳から可能になること
自分の意思で様々な契約ができるようになります。例えば、携帯電話の契約、アパートを借りる、クレジットカードを作る、ローンを組むといったことが可能です。また、10年有効のパスポート取得や、公認会計士などの国家資格を取得することもできます。
| 契約関連 | 携帯電話の契約、賃貸住宅の契約、クレジットカードの作成、ローンの契約など |
|---|---|
| 資格・その他 | 10年間有効のパスポート取得、国家資格（公認会計士、司法書士など）の取得、男女ともに結婚（親の同意不要） |
20歳まで待つ必要があること
前述の通り、飲酒や喫煙は20歳になるまで認められていません。同様に、競馬や競輪などの公営ギャンブルの投票券購入や、養子を迎えることも20歳からです。
| 嗜好品など | 飲酒、喫煙 |
|---|---|
| 公営競技 | 競馬、競輪、オートレース、競艇の投票券購入 |
| その他 | 養子を迎える、大型・中型自動車免許の取得 |
早見表で確認する成人式年齢表
ご自身の成人式がいつになるのか、一目でわかる年齢早見表を作成しました。多くの自治体で採用されている「20歳で式典に参加する場合」を基準にしています。ぜひ参考にしてください。
年度の区切りは、4月2日から翌年の4月1日生まれです。1月1日から4月1日生まれの方は、一つ上の学年の方々と一緒に成人式を迎えることになりますのでご注意ください。
| 開催年 | 対象となる生年月日 |
|---|---|
| 2026年（令和8年） | 2005年（平成17年）4月2日 ～ 2006年（平成18年）4月1日 |
| 2027年（令和9年） | 2006年（平成18年）4月2日 ～ 2007年（平成19年）4月1日 |
| 2028年（令和10年） | 2007年（平成20年）4月2日 ～ 2008年（平成20年）4月1日 |
| 2029年（令和11年） | 2008年（平成20年）4月2日 ～ 2009年（平成21年）4月1日 |
| 2030年（令和12年） | 2009年（平成21年）4月2日 ～ 2010年（平成22年）4月1日 |
この表を見れば、ご自身の参加する年がすぐに分かりますね。2026年の成人式に参加するのは、2005年4月2日から2006年4月1日までに生まれた方々です。
2027年成人式は何年生まれが対象？
早見表の通りですが、改めて2027年（令和9年）の成人式について解説します。
20歳で式典に参加する場合、2027年の対象者は、2006年（平成18年）4月2日 から 2007年（平成19年）4月1日 までに生まれた方となります。
2027年成人式の対象者
2006年4月2日 ～ 2007年4月1日 生まれ
2025年現在、高校3年生や大学1年生の方が該当します。成人式はまだ少し先のことのように感じるかもしれませんが、振袖の準備などは早めに始める方が増えています。
2028年成人式は何年生まれになる？
続いて、2028年（令和10年）の成人式についてです。
20歳で式典に参加する場合、2028年の対象者は、2007年（平成19年）4月2日 から 2008年（平成20年）4月1日 までに生まれた方となります。
2028年成人式の対象者
2007年4月2日 ～ 2008年4月1日 生まれ
2025年現在、高校2年生や高校3年生の方が該当します。人気の振袖や良い時間帯の着付け予約は早くから埋まり始めるため、この時期から情報収集を始めるのがおすすめです。
2026年の成人式は何年生まれか知った後の準備
- 振袖選びはいつから始めるのがベスト？
- 成人式当日に向けた準備のポイント
- 案内状が届かない場合の確認方法
- 住民票と違う自治体の式典に参加できる？
振袖選びはいつから始めるのがベスト？
ご自身の成人式対象年がわかったら、次に気になるのは準備をいつから始めるか、特に振袖選びのタイミングですよね。
振袖選びは成人式の2年前、つまり高校3年生の夏休み前から始めるのがベストなタイミングと言われています。早くから準備を始めることには、多くのメリットがあります。
振袖選びにおすすめの時期
特に振袖選びが活発になる時期は、年に2回あります。
1月から3月
その年の成人式で使われた振袖がクリーニングを終えて店頭に戻ってくる時期です。品揃えが最も豊富になるため、たくさんの選択肢の中からお気に入りの一着を見つけやすいでしょう。
8月から9月
新作の振袖が発表され、店頭に入荷し始める時期です。最新のトレンドやデザインの振袖をいち早くチェックしたい方におすすめです。
最近では、高校2年生のうちから予約を始める方も増えています。早期に予約することで、選べる振袖の種類が豊富なだけでなく、成人式当日の着付けやヘアメイクを希望の良い時間帯に押さえやすいという大きなメリットがあるんですよ。
成人式当日に向けた準備のポイント
成人式の準備は、振袖を選ぶだけではありません。当日を安心して迎えるために、計画的に進めていくべきポイントがいくつかあります。
最も重要なのは、成人式当日の着付けやヘアメイクをしてくれる美容院の予約です。振袖をレンタルまたは購入したお店で提携の会場を用意してくれる場合も多いですが、自分で探す場合は特に急ぐ必要があります。
美容院の予約は激戦です！特に式典会場に近い場所や、午前中の便利な時間帯は1年以上前から予約が埋まり始めます。振袖が決まったら、すぐに着付けとヘアメイクの予約を押さえましょう。
他にも、以下のような準備が必要です。
- 前撮り撮影の予約と計画：成人式当日は慌ただしため、事前にゆっくり撮影できる前撮りが人気です。
- 髪飾りや小物類の準備：振袖に合わせた髪飾りや、草履・バッグなどを選びます。
- ヘアスタイルやネイルの検討：振袖の雰囲気に合わせて、どんなヘアスタイルやネイルにするか考えておきましょう。
これらの準備をリストアップし、計画的に進めることで、最高のコンディションで成人式当日を迎えることができます。
案内状が届かない場合の確認方法
「成人式が近づいてきたのに、自治体から案内状が届かない…」と不安になる方もいるかもしれません。
成人式の案内状は、通常11月上旬から12月中旬にかけて、その年の10月～11月頃に住民票が置かれている住所へ発送されます。もしこの時期を過ぎても届かない場合は、以下の原因が考えられます。
- 進学や就職で引っ越しをして、住民票を移した
- 郵便物の転送手続きをしていない
- 自治体がまだ発送していない
まずは、住民票のある市区町村の公式サイトで、成人式の開催情報や案内状の発送時期を確認しましょう。公式サイトには、「2026年 成人式 〇〇市」のように検索すればたどり着けます。
公式サイトで情報が見つからない場合や、個別の事情で確認したい場合は、市区町村役場の成人式担当部署（例：社会教育課、生涯学習課など）へ直接電話で問い合わせてみるのが確実です。
案内状がなくても、当日会場で身分証明書を提示すれば参加できる自治体も多いですが、事前の確認は必ず行いましょう。
住民票と違う自治体の式典に参加できる？
「進学で都会に出て一人暮らしをしているけど、成人式は地元の友達と一緒に出たい」という方も多いでしょう。
原則として、成人式は住民票のある自治体の式典に参加することになります。そのため、住民票を実家から現在の居住地に移している場合、案内状は現在の居住地の自治体から届きます。
しかし、自治体によっては、事前に申請すれば、住民票がなくても出身中学校区の式典への参加を認めてくれる場合があります。
必ず参加したい自治体への事前確認が必須です
対応は自治体によって大きく異なります。「申請すればOK」「出身者なら誰でも参加可能」「原則不可」など様々です。自己判断で地元の会場に行っても、案内状や入場券がないと参加できない可能性がありますので、必ず参加を希望する自治体の担当部署へ事前に電話などで確認してください。
地元の友人との再会は成人式の大きな楽しみの一つです。後悔しないためにも、早めに確認と手続きを進めましょう。
2026年の成人式は何年生まれか早めに確認
この記事では、2026年の成人式が何年生まれを対象とするのか、そして関連する様々な情報について解説しました。最後に、記事の重要なポイントをまとめます。
- 2026年の成人の日は1月12日の月曜・祝日
- 多くの自治体でこの日かその前後に式典が開催される
- 2026年成人式の対象は2005年4月2日から2006年4月1日生まれの方
- 成人年齢は18歳だが式典は20歳で行うのが主流
- 理由は受験や就職、経済的負担への配慮のため
- 18歳で契約はできるが飲酒や喫煙は20歳から
- 2027年の対象は2006年4月2日～2007年4月1日生まれ
- 2028年の対象は2007年4月2日～2008年4月1日生まれ
- 振袖選びは成人式の2年前、高校3年生から始めるのがおすすめ
- 1月～3月は品揃えが豊富で選びやすい時期
- 8月～9月は最新のトレンドや新作振袖が登場する時期
- 当日の着付けやヘアメイクの予約は振袖決定後すぐに
- 案内状が届かない場合は住民票のある自治体の公式サイトを確認
- 住民票と違う地域の式典に参加したい場合は事前の問い合わせが必須
- ご自身の対象年や日程を早めに確認して計画的に準備を進めましょう
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